昨夜は長野県北部を中心として、比較的大きめの地震が発生しました。
ここ最近あまり大きな地震が起きていなかったのですが、やはり油断はできませんね。
震源付近では
最大震度6弱
ってことなんで、久しぶりにやや大きめの地震でした。
実際その時間はTVを見ていたんですが、緊急地震速報が鳴ってしばらくしてから地震を体感しましたから。
しかも結構長い時間揺れていたので、東日本大震災を思い出してなんだか嫌な感じがしました。
被害も出ています
さすがにこれだけの大きさの地震だったので、それなりに被害も出たようです。
震源に近かったところでは建物の倒壊なども報告されていますし、けが人も出ているようです。
<長野北部地震>善光寺の灯篭も倒壊 家屋被害など相次ぐ (2014.11.23 THE PAGE)
そしてまだ現在も余震が続いているような状況です。
こちらが昨日の震度6弱発生からの地震の状況ですが、長野県北部がずらっと並んでいます。
まだまだ油断はできないように思われます。
それから、長野だけにとどまらず他に飛び火する可能性もあるかもしれません。
というのも、現在の余震というのは
神城(かみしろ)断層
に一致して起きているということなんです。
神城断層というのは、長野県から山梨県にかけてのおよそ150キロに及ぶ「糸魚川-静岡構造線断層帯」の北部に当たる活断層とのことです。
ですから、この糸魚川-静岡構造線断層帯付近はしばらく要注意かと思われます。
特に糸魚川-静岡構造線断層帯付近というのは
フォッサマグナの西縁
でもありますからね。
フォッサマグナというのは、日本を東西に分断する地質学的な溝のことです。
この西縁で地震が頻発しているというのは少々不安ですよね。
下には富士山が構えていますし。
大きなことが起きないことを祈るばかりです。
日本だけでなく
実は昨日の午後6時ごろには
中国の四川省でマグニチュード6.3の地震
が発生していたようです。
というわけで、ちょっといろんなところが不安定な状況なのかもしれません。
ちなみにいつも言及している太陽活動については、いまのところ比較的穏やかなようです。
太陽フレアもそれほど発生していませんし、黒点の数も少ないぐらいです。
せっかくの3連休だというのに、少々心配ですね。
大きなことに至らずにおさまってくれればよいのですが…。
本日もありがとうございました。