先週は、週明け早々からギリシャのIMFに対する債務不履行問題で大荒れとなりました。
ドル円やユーロなども激しく動き、パニックになるかとも思われましたが、結局はそこまでには至りませんでした。

ではいつものように先週1週間を振り返ってまいりましょう。

日経平均株価です

まずは日経平均株価からです。

日経も月曜日には大きく窓を空け下落してのスタート。
その後も戻る気配はなく、さらに続落となりました。
しかし月曜日の終値が底値となり、そこからは徐々に復活。
木曜日には窓を空けて大きく上昇し、最終的には半値以上戻して1週間を終了しています。

7月3日の日経平均株価の終値は

20,539.79円 (前日比 +17.29円)

となっています。

チャートの方はこちらです。

chart1-16月29日の月曜日には20109.95円と596.20円の下落となりました。
しかしそこからよくも上げたもんですよね。
最終的には前々回高値の20,600円前後まで戻しています。
日経としては、もうギリシャ問題は織り込んだというスタンスなんでしょうかね?

アメリカの3指数です

続きましてはアメリカの株価指数です。
こちらの方が日本と比べてやや悲観的な動きをしていました。
といっても、暴落というほどの下落にはならず、これまでの下落が持続したといった感じです。
ちなみに金曜日は独立記念日の関係でお休みだったため、4日間の動きとなります。

ではまずはNYダウからです。

chart1-2

月曜日は大きく下げて、これまで持ちこたえてきた抵抗を下に抜けてきました。
しかし火曜日以後はそれ以上に売り込まれることはなく、なんとか少し戻したといった状況です。
首の皮一枚残ったような感じですが、ここから復活できるかどうか。

続いてS&P500です。

chart1-3こちらも月曜日は下落しましたが、NYダウよりは少々強いといったところでしょうか。
まだ下の抵抗線は何本も控えており、2040ドルぐらいを切らなければ大丈夫かもしれません。

最後にナスダックです。

chart1-4なんだかんだ言って、やっぱりNASDAQが一番強いですね。
全然危ないところまで下落していません。

しかし気になるのが

8日連続陰線

ってことです。
上昇しても売り込まれるというのが繰り返されているということなんでしょうね。
こちらも月曜日を底値として戻しているとはいえ、強い買いは入っていないということでしょう。

以上からは、日本と比べてアメリカの方が慎重な動きだったと言えるかもしれません。

ゴールドはというと

株価が大きく下落したんで、安全資産の金へ資金が流入するかと思われましたが、実際はそうでもなかったんですよねぇ。
チャートはこちらです。

chart1-5月曜日から上昇することはなく逆に下落、その後も下落が続きました。
そして木曜日にはとうとう下値を切り下げてきました。
その後はさすがに少し戻しましたが、さえない動きが続いています。
このままだと3月頃の底値を目指すんでしょうか?

週明けからの日経平均株価は?

というわけで、週明けからの日経平均株価の予想なんですが、正直現段階では何とも言えませんね(^^;

というのも、このブログでも何度か触れていますとおり

本日ギリシャで国民投票

が行われています。
その結果いかんで、週明けからの動きが全然変わってきちゃいますからね。

もし緊縮賛成派が勝利すれば、チプラス首相は退陣に追い込まれることでしょう。
そして新たな政権が樹立されてから、再びEUと債務問題について話し合うことになるのではないでしょうか。

対して、もし緊縮反対派が勝利すれば、チプラス政権は存続となるでしょう。
そしてEUに対して強硬な姿勢を続けるでしょうから、危惧されているように、最悪の場合には

ギリシャのEU離脱

ということもありうるかもしれません。

投票直前の世論調査では、賛成派と反対派がほぼ互角でしたので、どちらに転ぶかは本当に蓋を開けてみないと分かりません。

ただ昨日のブログにも書いた通りで、市場関係者は賛成派が勝利するとよんでいるんでしょうね。

実際先週の相場はほとんど大きく崩れることはなかったですし、為替相場も一時下落したもののほぼ戻している状態です。
ドル円の方はというと

chart1-6月曜日には大きく窓を空けて下げましたが、そこからは急激に復活。
木曜日には一時先々週末の終値以上に上昇していましたからね。

ユーロ円のチャートも

chart1-7翌日にはほぼ窓を埋めて戻しちゃってるぐらいです。
さすがに先々週末と比べると下落はしていますが、そこまで大きくは崩れていない状況です。

また金曜日のCME 日経225の終値は

20,505円 (ドル建て)

となっています。
日経平均の終値よりは多少下落していますが、あまり危ないという感覚を持たれていないように感じます。

以上から考察する限りでは、

きっと緊縮賛成派の方が勝ってしまう

のでしょうねぇ。
ちょっとつまらないですが。

そうなると、もしかしたら

月曜日早々から爆上げ?

ってことが起きるかもしれません。

まぁこればっかりは選挙結果が出てみないと分かりませんけどね。
ちなみに投票は午後7時(日本時間 6日午前1時)に締切となり

大勢が判明するのが日本時間で早朝ぐらい

とのことです。
ただこういう時はみんなが予想するのと逆のことが起きることがよくありますので、油断は大敵かもしれません。

 

そしてもしこれでギリシャ問題が解決したとしても、今後いろいろな影響を及ぼして来そうなのが

中国の暴落問題

です。

先日もチャートを少し出しましたが、その後もさらに下落が進んだのでした。
先週末時点でのチャートはこちらです。

chart1-8まぁ見事な下落っぷりですよね(^^;

週足で見ましても

chart1-9結構来ていますよねぇ。
中国バブルもとうとうはじけてきたのかもしれません。
この影響で中国マネーがどうなるかは非常に気になるところです。

しかしこの急落に対して、いろいろな手を打とうとしているようですね。

中国:新規株式公開を凍結、28社中止-株安に歯止め目指す (2015.7.5 ブルームバーグ)

なんでも中国の証券会社が協力して、7月6日に1200億元(約2兆4000億円)以上のETFを購入するとか。
これで買い支えをしようということのようですが、果たしてうまくいくのでしょうか?
一時的にうまくいったとしても、逆に高くなったところを売り崩されて全部パーになってしまう可能性の方が高そうな気が…。

 

まぁそんなわけで、もしギリシャ問題を無事に乗り切れたとしても、まだまだ様々な問題が出てきそうな予感です。
慎重に行くに越したことはないので、皆さんもお気を付けくださいませ。

本日もありがとうございました。