先週の日経平均株価ですが、一時は比較的大きな下げに見舞われたのでした。
と言いましても、まだまだ全体で見るとたいした下げには至ってはいませんけどね。

というわけで、いつものように先週1週間の動きをチャートとともに振り返ってまいりましょう。

日経平均株価です

まずは日経平均株価からです。

先週の月曜日は安く始まりましたが、そこから切り返して上昇。
もしかしたら先々週の金曜日の高値を越えていくか?とも思われましたが、結局火・水・木と3日連続の陰線を形成。
木曜日はとうとう20,000円を切って終了となりました。
金曜日はさすがに上昇し、20,000円はなんとかキープして1週間を終えています。

先週末の日経平均株価の終値は

20,174.24円 (前日比 +183.42円)

となっています。

チャートの方はこちらです。

chart4-1先々週の金曜日までは上昇していましたが、結局行ってこいのような形になってしまいました。
特に木曜日は20,000円を切って、直近の安値を更新しました。
金曜日はやや大きめに戻してはいますが、まだしばらく調整が続くのかもしれません。

今後木曜日の安値を切ってくるようだと、もしかしたらちょっと危ないかもですが。

アメリカの指標です

アメリカの方はと言いますと、実は日本よりも強い動きを演じていたのでした。
とは言え、結局は高値を抜けてくるほどの勢いはなかったんですけどね。

まずはNYダウからです。

chart4-2月曜日は一時大きめに下げていましたが、下髭を付けて回復。
火曜日以後は一気に上昇となりました。
木曜日にはちょうどレンジ幅の上限ぐらいまで戻しました。
金曜日はさすがにそこを越えての上昇は難しかったようで、少々下落となっています。

ここから最高値を目指すのか、あるいはまたレンジ下限まで下落するのかどうか。

続いてS&P500です。

chart4-3NYダウと比べると、相変わらずこちらの方がやや勢いが良いですね。
しかしこちらも前々回高値付近が抵抗となって、金曜日は少々下落しています。
月曜日の底値は前回安値を切り下げていませんので、そういう意味ではこちらの方がチャートの形状は良いかもです。
ここからどっちに抜けるかは、やはり要注目となりそうです。

最後にナスダックです。

chart4-4NASDAQはこの中では一番強いかもしれませんね。
こちらも月曜日は一時下落していましたが、そこから大きく復活してきました。
木曜日には前回高値付近まで一気に上昇となりました。
さすがにこちらも金曜日は下落していますが、それでも最高値付近まで一気に戻しました。
果たしてこの勢いが続くのかどうか。

もしナスダックが高値を更新してくるようなことがあれば、いつものようにNYダウ、S&P500も多少遅れても追従することになるかと思われます。
ここからどっちに行くのかは、今後を占う意味でも重要となりそうです。

いつものゴールドです

アメリカの株価は上昇していましたので、ゴールドは下がったかと言いますと、実はそうでもないんですよね。

チャートはこちらです。

chart4-5月・火・水は穏やかな動きでしたが、木曜日に一気に上昇して1,200ドル台まで到達しました。
こちらも金曜日は少し垂れていますが、それでも1週間で見ても比較的大きな上昇となりました。

株価と金の価格は、本来逆相関関係になることが多いのですが、ここ最近結構株価とパラレルに動いているんですよね。
一体どうしたもんなんでしょうかね?
でもきっとそのうち、いつものように逆相関関係に戻るのではないかなと考えています。

週明けからの日経平均株価は?

というわけで、週明けからの日経平均株価ですが、月曜日の朝はアメリカの下落を受けて少し安く始まりそうです。

CME 日経225先物の先週末の終値は

20,155円 (ドル建て)

となっています。

少し安いとはいえ、アメリカが下落した割には、比較的穏やかに始まりそうです。

問題はそのあとどっちに向かっていくかですね。

ちなみに、日経平均株価に影響を強く及ぼしているドル円はどうなっていたかというと

chart4-6先々週ほどの大きな動きはありませんでしたが、全体的にはまだ下落傾向が続いている感じです。
こちらも下値抵抗付近まで金曜日に下落となっています。

問題は122.5円付近より下に行かずにすむかどうかでしょうね。
もし切ってくるようなら、再び119円前後までの下落は起こるかもしれません。

というわけで、ドル円の動きにも引き続き注意が必要となりそうです。

アメリカは意外と堅調な動きが続いていた先週なんですが、対する日経はそれについていけてないんですよねぇ。
そうすると、下手するとここからさらなる下落が待ち構えているのかもしれません。

特に先週半ばぐらいに書いたように、ヒンデンブルグオーメンも発令中ですからね。

そして、今後に大きな影響を与えるかもしれない大きなイベントがまだ解決せずにそのままとなっています。
そうです

ギリシャ問題

ですよ。

18日にユーロ圏財務相会合があったんですが、結局不調に終わって結論が出なかったようですね。

そして、その代わりに

22日夜に緊急のユーロ圏首脳会議

が開かれるそうです。

これが本当に最後になるんでしょうかね?
月末にはIMFへの債務返済が迫っていますが、それまでに解決するのかどうか。

もしいよいよEUからの金融支援が打ち切られることになると

ギリシャはデフォルト

というのが、現実となるかもしれません。

ただやっぱり今回も何事もなくおさまってしまうような気もしちゃうんですよねぇ。
大体そんな緊急事態に至っているのに、アメリカの株価が上がっているというのもおかしな話ですし。
もうすでに結果を知っている人が買っているのかもしれませんが…。

とはいえ、すでに銀行からの預金の引き出しは一日10億ユーロ程度にまで膨らんできているそうです。
先週だけで42億ユーロが銀行から引き出されたとのこと。

ギリシャ:数日で妥協あり得る…財政通、野党議員 (2015.6.21 毎日新聞)

そういう意味では、ギリシャの銀行からいろんな危機が発生してくる可能性もあるかもしれません。

いずれにしましても、今週は激動の1週間となる可能性がありますので、要注意して臨むに越したことはないかと思われます。
果たしてどんな方向に進んでいくんでしょうか?
本当に気になります。

本日もありがとうございました。