先週の日経平均株価は久しぶりに少し荒れましたね。
これはアメリカのトランプ大統領がFBI長官を解任したところから始まりました。
最初はそのことは報道はされているものの、株価の影響はあまりありませんでした。
しかしある日から急に動きましたね。
弾劾裁判されるのではないかとのことで。

まずは先週1週間の動き、チャートとともに見ていくことと致しましょう。

日経平均株価です

先述しましたとおり、ここまで順調に上昇を続けてきていた日経ですが、先週は久しぶりに少し大きく下落しました。

月曜日は先週末にドル円が下げたこともあり、やや安いところから始まりました。
しかしそこから崩れることはなく上昇、先々週末の終値付近まで戻して終了しました。
火曜日は窓を開けて高い位置からスタートし、一時は高値を更新する場面もありました。
20,000円目前まで行きましたが、そこからは売られてしまって陰線にて終了となりました。
この分だと上を目指すかと思われましたが、水曜日は再度下落してしまい、方向感がなく十字線にて終了。
問題は木曜日、夜間にドル円が大きく下落したこと、またアメリカが大きく下げた影響を受けて安くスタートとなりました。
250円近く下落し、そこからさらに100円以上下落しましたが、最後には下落した分は戻して終了しました。
金曜日も木曜日に近い動きとなり、長めの下髭を付けて何とか戻して終了しています。

5月19日の日経平均株価の終値は

19,590.76円 (前日比 +36.90円)

となっています。

チャートはこちら。

先々週に一気に上に抜けてきていた相場ですが、高値持ち合いをしていたところからは崩れてしまったのでした。
とはいえ、下値では買いが入るのか、木・金と長めの下髭を付けて戻してはいます。
強いと言えば強いんでしょうかねぇ。

この先戻して高値を更新できるかどうかの判断は、非常に難しいところです。

アメリカの3指数です

日本は大荒れとなっていましたが、震源地のアメリカもそれなりに大きく動いていたのでした。
ではまずはNYダウから。

高値で持ち合いが続いていたNYダウですが、水曜日に窓を開けて下落するとともに、大きな陰線を付けています。
しかし以前の安値付近まで到達することはなく、木・金と上昇しています。
トランプ問題があるとはいえ、意外に強い動きと言えるのではないでしょうか。

続いてS&P500です。

こちらは下落直前にはとうとう高値更新をしていたのでした。
しかしさすがに水曜日はNYダウ同様に下落となったのでした。
それでも木・金で水曜日の陰線分はほぼ戻してきています。
まだ完全には崩れていない感じでしょうか。

最後にナスダックです。

最強の動きが続いていたNASDAQですが、さすがにこちらも大きく下落したのでした。
しかしその割にはまだ戻す勢いもあるようで。
さすがに最高値までは迫れていませんが、下落した分の半分以上は戻しています。

問題はこの先どうなるかですねぇ。
戻り一杯となってしまうのか、さらに続伸できるのか。

チャート的には嫌な形状ではありますが、まだ勢いはありそうなので、崩れたと決めつけるのは危険かもしれません。
もう少し見てみて判断というところでしょうか。
いずれにしても先行指標となるのはナスダックと思われますので、そちらを中心に注意していく必要があるかと思われます。

ゴールドは上昇してきました

最近崩れかけていたゴールドですが、一気に戻してきたのでした。
チャートはこちら。

月、火はレンジ内の動きでしたが、水曜日に一気に上昇してきました。
一時1,260ポイント付近まで行きましたが、そこからは下げて終了しています。
それでも金曜日も陽線となっていますから、まだ勢いはありそうです。

ゴールドも下値切り上げで来ていますので、まだ上昇の勢いは完全に削がれていないのかもしれません。
ゴールドが上昇してくるようだと、株価はどうなるか?というところですね。

ドル円は大きく下落、原油は上昇でした

最初に述べたように、ドル円は先週は大きな動きが見られました。
結局はアメリカ問題に左右されたと言っていいでしょう。
こういう時には安全資産とされる円に買いが向かうみたいなんですよねぇ。
どこが安全なのか良く分かりませんが(^^;

チャートはこちら。

このとおり、水曜日にかなり大きな陰線を付けたのでした。
1日で2円以上の下落です。
木曜日も続落して一時は110円を再度切るかとも思われましたが、そこからは上昇して終了しています。
結局115円まで上昇できずに戻ってきてしまいましたね。
問題はここからどっちに行くかですね。
再度下に行く可能性もありますが、110円付近は強い抵抗がありそうですから。
この辺りはトランプ問題の推移次第と言えるかもしれません。

続いて原油のチャートです。

原油もちょっと前まで大きく崩れていましたが、そこから復活してかなり戻してきています。
特に金曜日は続伸して50ドル台復帰を果たしています。
この勢いがどこまで続くのかですが、株価が好調となれば再度高値を目指すかもしれません。
ちょっとドル円のチャートに近い気もしますが、それに倣うと53ドル付近まであるかもですね。

週明けからの日経平均株価はどうなる

というわけで、週明けからの日経ですが、アメリカが金曜日に大きく上昇したこともあり、高く始まりそうな感じです。

先週金曜日のCME日経225先物の終値は

19,690円 (ドル建て)

となっています。

日経の終値からは100円近く高い位置ですね。

以前のボックスの下値抵抗が19,700円付近でしたので、ちょうどそこら辺りが逆に上値の抵抗になると予想されます。
もしそこからさらに続伸できるようだと、以前のボックスに復活できることになるかもしれません。
しかしそこが上限となるようだと、19,200円付近まで続落する可能性も考えておいた方が良さそうです。
チャート的には少し崩れてしまいましたからねぇ。

今後のポイントとしては、やはりトランプ大統領がどうなるかとそれに合わせたドル円がどうなるかでしょうか。

来週はあまり大きなイベントなさそうですが、引き続き注意は必要となりそうな気がします。
特にトランプ大統領近辺の動きに関しては。

本日もありがとうございました。