先週は本業の方がバタバタしていて、こちらのブログも更新できずですみません。
しかしそんな時に限ってとんでもないことになっていたりして、まぁ困ったもんです(^^;

2月第2週は祝日を1日挟んで4日間の立ち合いだったというのに、大変な一週間でした。

というわけで、まずは先週1週間の動きをチャートを見ながら振り返っていきましょう。

日経平均株価です

まずはいつものように日経平均株価から見ていきましょう。

先週の月曜日は、寄り付き安いところからとなりました。
しかしその後グンと上昇し、17,000円付近で終了となりました。
そこから戻りに入るかと思いきや、火曜日はGDにてスタート。
月曜日に買った分が吐き出されたのか、その日はあれよあれよといううちに大きく下落。
なんと

900円以上の下落

となったのでした。

水曜日はほぼ同値ぐらいからスタートしたものの、さらに大きく下落。
一時15,400円台まで下げましたが、そこからは300円程戻して終了し、ここらで底を打ったかなという感もありました。
そして木曜日は建国記念の日でお休み。
しかしその休みの間に海外市場、ドル円が大暴れ。
その影響を受けて、金曜日は水曜日の安値を割って始まり、その後も下落を続けました。
そして終わってみれば15,000円を切って終了となったのでした。

2月12日の日経平均株価の終値は

14,952.61円 (前日比 -760.78円)

となっています。

チャートの方はこちらです。

chart1-1

いやはや、この1週間で本当に大きく下げたものです。
一気に2,000円以上ですからね。

戻したところは売り!!

とはこれまでも何度も書いていましたが、ここまで一気に下げるというのはさすがに想定外でした。

しかし

日銀のマイナス金利導入はいったい何だったのか?

という感じですよね。

一時的な上昇で終わって、結局16,000円どころの安値を大きく切っていってしまったのでした。
この先一体どうなってしまうんでしょうか?

アメリカの3指標です

日本は大きく下げた1週間となりましたが、アメリカも同様に大きく変動していたのでした。
ではいつものように順番に見ていきましょう。

まずはNYダウからです。

chart1-2

NYダウも一時16,400ドル付近まで戻していたのですが、そこから先週は大きく下落しました。
木曜日には15,600ドルを割り、1月下旬に付けた安値付近まで売り込まれました。
しかしこちらは底割れすることはなく、金曜日には木曜日の下落分を上回る上げで終了しています。
なんとか続落は防げていますが、ここからどっちに転がるかですね。

続いてS&P500です。

chart1-3

こちらもいつもと同様にNYダウに近いチャート形状となっています。
しかし木曜日は戻しているとはいえ、一時1月下旬の底値を割りました。
そう考えるとNYダウよりはちょっとヤバいかもですね。
金曜日は戻していますが、この先こちらもまだ大丈夫とは言い難い気がします。

最後にナスダックです。

chart1-4

今までアメリカ市場を先導してきていたNASDAQなんですが、実はこの3指数の中で唯一

1月の安値を底割れした

のでした。

これはある意味事件ですよ。
今までの上昇の際はナスダックが先行指標となっていましたからね。
それが真っ先に下に切ってきたというのは、この先さらなる下落があるような気がしてしまうんですよねぇ。
月曜日から完全に下に抜け、辛うじて3,900ポイント付近で耐え忍んだのでした。
金曜日は上昇していますが、それでも前回の底値付近に何とか戻した程度ですからね。

この先の先行指標として、ナスダックには引き続き要注目となりそうです。
これまでのようにNYダウ、S&P500が後追いするのか注意していきましょう。

ゴールドは爆上げしていました

前回の記事でゴールドが上げ粘っていると書いていましたが、こちらはさらに爆上げとなったのでした。
結局株価の上昇が偽物で、こちらが本物だったということになりましたね。

チャートはこちらです。

chart1-5

まぁびっくりするようなチャートですよね。
まさにティーカップのようなチャートとなっています。
特に木曜日の大荒れの際には1,260ポイントまで上昇したのでした。
この2週間で140ポイントぐらいの上昇ですからねぇ。
ここからは一旦下落するかもしれませんが、この先で以前の1,300ポイント付近を目指すことになるかもしれません。

現状株式相場は非常に不安定なので、安全資産に逃避が進んでいるということなんでしょうかね。
株価同様こちらも注目が必要となりそうです。

週明けからの日経平均株価はどうなる?

こんな絶望的な状況ではありますが、週明けの日経はドル円の影響とアメリカ市場の影響を受けて高く始まりそうです。

2月12日のCME日経225先物の終値は

15,470円 (ドル建て)

となっています。

実に日経の終値から500円近く高い位置ですね。
ここまで大きく売り込まれていた分、ある程度の戻りはあるかもしれません。

株価に大きな影響を及ぼしているドル円はというと

chart1-6

こちらのチャートもちょっとびっくりしますよね。
2週間で10円近くも下落したのですから。
FXをやっている人の中には、かなり痛い目にあった方もいるんじゃないでしょうか。
一時は110円台まで下落してましたから。
金曜日は辛うじて113円まで戻して終了しています。

しかしこちらも完全に底をつけたとは言い切れないんですよねぇ。
週足で見るとこの先110円前後までの下落は覚悟した方がよいかもしれません。
全くサポートラインがないですからねぇ。

 

そしてドル円とともに株価に大きな影響を及ぼしている原油はというと

chart1-7

こちらも下落となっていました。
ただ辛うじて1月の底値付近で反発しています。
そして金曜日はやや大きめに戻しています。

これでW底となって戻せるのか、あるいは斜めの抵抗で跳ね返されて再び下に行ってしまうのか。
この先32ドル付近まで戻していけるかがポイントなるかもしれません。
もし下に切っていくようだと、株価の方も危ないことになりそうです。

 

最近注目しています指標である騰落レシオは2月12日時点で

57.72 (25日)

となっています。
再び50台に入ってきていますので、かなり売られすぎの状態です。
そしてもう一つ、松井証券の信用残りですが

           信用残(億円)   評価損益率(%)
           ----------------------------
 売り残     135.11               1.843     ※倍率    16.562倍
 買い残   2,237.70             -25.918

となっています。
とうとう売り方がプラスになってしまいました。
これは完全に売られすぎです。
しかも買い方の評価損が25%となると、”追証の嵐”となっていること間違いなしです。

これまでずっと見ている限りでは、基本的に売り方がプラスの状態が長期間続くことはありませんでしたからね。
リーマンショックの時ですら。
ということからしても、ここらで一旦は戻りに入る可能性が高そうです。

ただしあくまでも戻りは戻りであって、そこから大きく上昇に転じられるかと言われると、それは微妙な気がします。
まだ完全に底をつけたとはいいがたく、いずれ上昇に転ずるとしても、2番底は付けに来るものと思われます。

というわけで、基本的にはこれまで同様

大きく戻したところは売り!!

のスタンス継続で行きたいと思います。

しかしこの分だと、アベノミクスはいったい何だったんだとなりそうな雰囲気ですね。
日銀もこれ以上何か打つ手があるのかどうか?

そして今回の大きな下げの原因がまだはっきりしていないのが気になるところですよね。
それがわからない限り、投資家の不安心理は続くわけで、まだまだ大きな下げが襲ってきてもおかしくないような気がします。
逆にそれがある程度分かると転換点が見えてくるかもしれませんが。

まぁこれだけボラティリティの大きい相場ですから、皆様もお気をつけて臨むようにしてくださいませ。

本日もありがとうございました。