先週の日経は、レンジ内の動きがまだまだ続くのかと思いきや、金曜日に大きく動きましたね。
突然のことだったので、これにはちょっと驚きましたが。

では、いつものようにチャートを見ながら、先週の動きを振り返っていくことといたしましょう。

日経平均株価です

いつものように、まずは日経平均株価から見ていきましょう。

月曜日はほぼ変わらずの辺りから始まったものの、そこからは下落となり終了。
ただレンジ内だったのでどうなるかと思ったら、火曜日には大きく上昇。
とうとう

終値で20,014.00円

と20,000円を超えてきたのでした。

これで勢いに乗るのかと思いきや、水曜日にはやや低い位置で始まり大きく動かず。
木曜日も同様の動きが続きました。
金曜日はECBの発表した追加緩和に対する失望感から、朝から窓を開けて安く始まり、そこから上昇できずに陰線で終了。
週足で7週連続陽線になるかどうかがかかっていましたが、結局達成できませんでした。

12月4日の日経平均株価の終値は

19,504.48円 (前日比 -435.42円)

となっています。

チャートの方はこちらです。

chart1-1

ここ2週間ぐらいは穏やかな動きが続いていましたが、久しぶりに金曜日に大きな下落となりました。
パッと見ると、上昇基調の抵抗線を下に切ってしまったようにも見えますね。
4段上げで終了となってしまうのでしょうか?
この先どこで踏みとどまれるかでしょうかね。
さらに大きく下落るようだと非常に危ない気もしますが、果たしてどうなるでしょうか。

アメリカの3指数です

アメリカもECBの追加緩和が思ったより内容が乏しかったことで、木曜日は大きく下落しました。
しかしそこから訳の分からない上昇をするところが”アメリカ!”って感じなんでしょうか(苦笑)

それではNYダウから見ていきましょう。

chart1-2

NYダウも火曜日はやや大きめに上昇し、高値を更新するかと思わせる場面もありました。
しかし水曜、木曜日と大きく下落となりました。
そのまま他国に追随して下落するかと思いきや、雇用統計と失業率の結果を受けてか、大幅上昇となりました。
そして2日分の下落を打ち消すぐらいまで上昇して終了しています。
週足で見ると、長い下髭を付けた陽線となりました。
まぁ強いってことなんでしょうかねぇ。
しかし本当に訳の分からない動きが続くものです。
まだ高値更新を目指す気なんでしょうか?

続いてS&P500です。

chart1-3

こちらもNYダウに近いチャート形状ですよね。
金曜日に大きく戻したことで、まだ最高値をうかがう位置となっています。

最後にナスダックです。

chart1-4

NASDAQは水曜日に一時直近高値を超える動きを見せていましたが、結局越えられずに陰線で終了。
木曜日は他同様に大きく下落しましたが、こちらも金曜日には十分すぎるほどの上昇をしています。

この先注目すべきは、やはり

ナスダックが高値を更新していけるか?

ではないでしょうかね。

このまま越えられないようだと、全体が下落に向かうのではと予想しています。

ゴールドも金曜日は上昇しました

不調が続いている金ですが、金曜日にはなぜか大きく上昇したのでした。
チャートはこんなでした。

chart1-5

抵抗を下に切ってきてからは、少し上下をして食いとどまっていました。
しかし金曜日にはそれを超えて大きく上昇しています。

通常株価が上昇した場合、ゴールドは下落することが多いのですが、これは何だったんでしょうか?

この先ゴールドが大きく復活してくるようだと、いよいよ株価が危なくなる

ということも考えられます。

あとはこの上昇をゴールドが維持できるかどうかですけどね。
ここまで抵抗を切って下落していることからすると、少々分が悪そうではありますが…。

週明けからの日経平均株価はどうなる?

週末で大きく下落した日経ですが、週頭はアメリカとドル円の影響から高く始まりそうです。

先週末のCME 日経225先物の終値は

19,710円 (ドル建て)

となっています。

日経の終値からは200円ほど高い位置ですね。
それでもまだ金曜日にあけた窓を埋めるところまでの威力はなさそうです。
しばらく続いていたレンジの下限ぐらいまでの戻しといったところでしょうか。
あとはここからぐいっと上昇できるかどうかでしょうね。

ちなみにドル円のチャートはというと

chart1-6

こちらも金曜日には上昇し、再び123円台となっています。
依然どっちつかずの動きが続いてますが、ここから大きな動きが出てくるかがポイントとなるかもしれません。

それ以外にチャートを見て気になったのは、前回も挙げていた

原油のチャート

です。

chart1-7

こちらがそうなんですが、再び底値付近まで下落してきています。
そして何よりも気になるのが

金曜日に株価もゴールドも上昇しているのに、原油だけが下落している

ということです。

通常は金などの商品が上昇すれば、当然原油も上昇するはずなんですよねー。
それでも上昇しなかったというところを見ると、この先

底値を割っていってしまうかもしれない

という不安があります。

となると、9月下旬の時のように、

原油の大きな下落の後に株価が暴落

ということもありうるわけで。

ちょっと危ない兆候かもしれません。

 

今週末、日本は

メジャーSQが11日の金曜日

に控えています。
ですから、週明けからSQまではまだまだ波乱が起こる可能性はありそうです。

そして今後の相場に大きく影響を与えそうなことが

12月15、16日のFOMCで、FRBが利上げを発表するかどうか

でしょう。

ここまでの雇用統計や失業率を見ていると、利上げに動くという予想が増えてきています。
今までジャブジャブに金融緩和をしていたのを、方向転換して引き締めとなりますからね。
株へ向かっていた資金が引き上げられることも十分に考えられます。
さらに心配されることとしては

新興国からの資金の引き上げ

ですね。

そうなると、世界的に金融パニックが引き起こされることになるかもです。
まぁこればっかりはどう反応するかを見てみないと分かりませんけれど。

しかしこのあたりが大きな転換点となることも考えられますので、皆様も注意して相場に臨まれることをお勧めしますよ。

本日もありがとうございました。