先週は大きく荒れた相場でしたねー。
月曜日は成人の日でお休みでしたが、休み明けの火曜日から窓を空けて下落。
その後も一進一退の動きとなりました。

しかし最近は場中も動く幅がかなり大きい印象です。
これまでだと窓を空けて上下に行ってからは、あまり動かないということが多かったですから。
なんだかいろいろと変わってきているのかもしれませんね。

先週1週間の日経平均株価です

というわけで、先週1週間の相場をチャートを見ながら振り返っていくことといたしましょう。
まずはいつものように日経平均株価です。

こちらは連休明けにアメリカの影響で下落したものの、終値は17,000円台を回復。
その後水曜は再び下落するものの、木曜日には再び上昇。
そして金曜日はまた下落したところから始まり、一時16,600円前後まで売り込まれましたが、そこから250円以上も上昇。
最終的には長い下髭を付ける陽線で終了となっています。

それでも1月16日の日経平均株価の終値は

16,864.16円 (前日比-244.54円)

とやや大きめの下落で終了となっています。

チャートの方はこちらです。

chart3-1こうやって見ると上下動が激しいのがお分かりいただけるかと思います。
先週の予想ではもう少し戻すのではと考えていましたが、思いのほか下落してしまいました。
結局一時は前回の安値を割り込むところまで行ってしまいました。
それでも強いのか、そこからはなんとか戻しているという状況です。

金曜日の下落を底として上昇に転ずることができるかどうか、非常に気になるところです。

アメリカの方はというと

続いてアメリカの3指標を見ていくことといたしましょう。

まずはNYダウからです。

chart3-2

日経は上下に大きく動いていましたが、NYダウは5連続陰線となり、金曜日にやっと陽線が立ったという状況です。
アメリカはどちらかというと1方向に動く習性がありますからね。
今後金曜日の上昇をきっかけに上昇できるかどうかですね。
ただ前回の安値を一時的に若干切りましたので、下落には要注意かもしれません。

続いてS&P500です。

chart3-3どちらかというとNYダウの動きに近いですよね。
こちらもこのまま上昇が続かないと、12月の安値付近までの下落はあるかもしれません。

最後にナスダックです。

chart3-4今回を含め、4100ドル前後で3回とも止まっています。
しかしNASDAQに限っては上値を切り下げてきている状況です。
この先上に抜けて行くことができないようだと、こちらはちょっとやばいかもしれません。

ゴールドが大変なことに

いつも注目している金の価格なんですが、とうとう抵抗を突き破って上に来ましたよ。
チャートの方はこちらです。

chart3-5木、金と激しく上昇していますよね。
とうとう1,250ドル前後の抵抗を突破し、一気に1,280ドル台まで上昇しています。
次に目指すのは1,340ドル前後となりそうでしょうか。

となると

逆相関関係となる株価はいよいよ危ない?

かもしれません。
ゴールドが下落してくるようだと分かりませんが、この先こちらもさらに要注目となりそうです。

週明けからの日経は?

先週は上下動が大きかった日経平均株価ですが、週明けからもまた大きく動きそうです。
というのも、金曜日にもドル円が大きく動いていたからです。

ドル円のチャートもいつものように載せておきましょう。

chart3-6こちらがドル円の日足チャートです。
金曜日に一時116円前後まで下落していましたが、昼過ぎから一気に上昇となっています。
その影響を受けて金曜日のCME日経225先物の終値は

17,120円 (ドル建て)

と、日経平均株価の終値から比べて、かなり高い位置から始まりそうな感じです。

1日で軽く200-300円近く動くので、ほんとに気を付けていかないと簡単にやられてしまいますよね。
ちゃんと予想した方向に動いてくれればよいですが、大きくかけるのは今の時期危なそうな気がします。
今後もう少し戻りを試すかもしれませんが、この分だと突如大幅に下落するriskも十分にあるかと考えています。
しばらくは警戒が必要かと思われます。

 

そういえば先週はスイスフラン(CHF)がとんでもない動きを演じていました。
というのも、スイス国立銀行がこれまでユーロを買ってCHF高になるのを防衛していたのを急遽やめると発表したことで市場が混乱したのでした。

スイスフラン急上昇、ユーロは全面安=NY市場 (2015.1.16 ロイター)

これでどうなったかと言いますと

chart3-7

発表直後からCHF買いが進み、日足はとんでもない動きとなったのでした。
一時の下落からは戻したものの、依然激しく動いている状態です。

ちなみに月足で見てみても

chart3-8

こんなですからねー。
1年分ぐらいを1日にして動いたような形となっています。
こりゃちょっとポジションを持っているだけでも簡単に逝くことができちゃいますよね(^^;;;

もちろん流れに乗れた人は大儲けできたかもしれませんが、まぁ恐ろしい話です。

実際FX会社やヘッジファンドなどによっては多額の損失が出ているところもあるようです。
破綻や閉鎖に追い込まれた会社もあるみたいですし。
銀行の中にも今後損失を計上するところがあるかもしれません。

まだ明るみになっているのはほんの一部かと思われますので、今後まだまだ市場に影響を及ぼす事実が出てくるかもです。
そんなことからも、何が起こるか分からない状況はしばらく続きそうです。

そして22日にはECBの理事会が開かれ、追加緩和を発表するかもなんて噂もあります。

追加緩和でさらなるユーロ安になる前に、スイス中銀がこれ以上の損失を出さないようにとユーロ買いをやめたなんてこともありうるわけで。

またユーロに影響することと言えば、25日にはギリシャの総選挙も控えていますし。

 

当然これらは株式市場にも影響が出てくることは十分に考えられますので、今週から来週にかけてはまだまだ不安定な相場が続きそうです。
こういう時はポジションは軽めにしたほうが良いかと思われます。
オプションなどで対処するのもありかもですね。

まぁ皆さんもしばらくの間は気を付けて相場に臨んでくださいませ。

本日もありがとうございました。