先週は本当にかなり大荒れの市場となりました。
自分もここまで激しく動くとは思っていませんでしたので、さすがに少々戸惑いました。
ま、相場はそう簡単に予想なんてできないよと言ってしまえばそうなのかもしれませんが(^^:

というわけで、激しく揺れ動いた先週1週間をチャートを見ながら振り返ってみていきましょう。

日経平均株価です

先週月曜日は開始早々安いところから始まりました。
しかも一気に節目の17,000円を割ってスタートとなりました。
一時は16,700円台まで下落しましたが、そこからは戻して陽線にて終了。
火曜日も続伸し、17,000円を回復して終わりました。
徐々に戻してくるのかと思われましたが、そんなことはありませんでした。
水曜日は始まりこそ17,000円台でしたが、そこから抵抗することなくズルズルと下落していき、とうとう16,400円台まで下落。
もうこのあたりが下値の限界かと思われましたが、木曜日はさらに下落し、16,000円割れ寸前まで下げたのでした。
ここまでの下げは予測していた方も少ないかもしれませんね。
しかしこれで完全に投げが出たためか、金曜日にはこれまでの下落をあざ笑うかのような上昇を演じました。
スタートからアメリカの影響を受けて上昇して始まり、終始上に向かう展開のまま終了しています。

1月22日の日経平均株価の終値は

16,958.53円 (前日比 +941.27円)

となっています。

チャートはこちらです。

chart8-1

いやはや、よくここまで下げたものです。
しかも水曜、木曜日の下げはびっくりしましたよね。
2日で1,000円近くの下落でしたから。
年明け早々から2,000円近く安くなってきたところに、さらに1,000円下げられると、さすがに厳しかったですよね。
前回の記事でも書いた通り、松井証券の信用残りを見る限り、水・木の2日間で追証になった方が多数いたのではないかと思われます。
その辺りの投げもあって、さらに大きく下げたんでしょうね。
しかし投げが出て軽くなった分、金曜日は大幅上昇に至ったんじゃないかなと思われます。

チャート的には一旦の底をつけたように見えますが、果たしてこの先どうなるでしょうかね?

アメリカの3指標です

日経は金曜日に大きく戻しましたが、アメリカの方も一旦の底をつけたような動きが見られました。
NYダウからチャートを見ていきましょう。

chart8-2

NYダウも9月の安値を下に切り16,000ドルを割ってきましたが、水曜日に大きな下髭を付けて大きく戻して終了しました。
これが反転の合図かと思われましたが、木曜日は陽線だったもののそれほど強くはありませんでした。
期待と不安が入り混じる中、金曜日に続伸することで、これで反転だったかなと確認できるような動きとなりました。
週足でも陽線となり、長い下髭をつける形となっています。

続いてS&P500です。

chart8-3

こちらも水曜日に長い下髭をつけています。
木曜日は上昇したものの跳ね返される動きがありましたが、金曜日はこちらもそれを打ち破って上昇しています。

最後にナスダックです。

chart8-4

強かったNASDAQも9月の安値を一時割りました。
しかしそこからは反転しており、金曜日は窓を開けて上昇したまま高値で引けています。

アメリカの3指数を見る限りは、一旦の底を付けたようにも見えますね。
しかしまだここからにすぐに戻っていくかは分かりません。
再び安値を伺いに行く可能性もありそうですから。
いずれにしても、完全に崩れてしまっているので、高値奪回はちょっと難しそうであり、どこまで戻すかといったところでしょうか。

ゴールドはあまり動きませんでした

株価が激しく下落していたので、ゴールドは上昇しているかというと、実際はそうでもありませんでした。
チャートはこちらです。

chart8-5

確かに水曜日には前回の高値付近まで上昇しましたが、そこを超えることはありませんでした。
金曜日には結局1,100ドルを割ったところで終了しています。

まだ病み上がりだから激しく上昇できないんでしょうかね?
ただ上昇基調は続いており、1,110ドル付近の抵抗をブレークできるかは注目しておくべきかと思われます。

週明けからの日経平均株価はどうなる?

というわけで、1月25日からの日経平均株価ですが、もう少し戻りはありそうな予感です。
19,000円から3,000程度の下落となりましたが、半値戻しで17,500円ですか。
その辺りまでは行きますかねぇ?
あるいは18,000円までも、もしかしたらあるかもです。

ちなみに金曜日のCME日経225先物の終値は

17,305円 (ドル建て)

となっています。

日経の終値から350円近く高い位置ですね。
金曜日にアメリカが上昇していた影響もありますが、果たしてこのぐらいの値段で寄り付くのかどうか。

ちなみに日経に強い影響を及ぼしているドル円はといいますと

chart8-6

水曜日は一時115円台まで突入しましたが、そこから息を吹き返しました。
木・金と上昇し、しばらくの抵抗となっていた118円前後の壁も突破しました。
こちらもチャート的には戻りに入りそうな勢いとなっています。
これもあって株価も大きく上昇しているわけですね。

 

ここ最近注目しておくべきと言っていた原油はどうなったかと言いますと

chart8-8

こちらも水曜日を底値として、木・金と上昇しています。

金曜日は9%以上の上昇

となっています。
激しい動きですよね。
チャート的にもここからは少し戻しそうに見えますね。

もう一つ気になる中国の動向ですが

chart8-7

こちらは他の市場を無視するかのような動きとなっています(^^;
まだ底をつけたかどうか、これでははっきりしませんね。
戻りに入るかどうかも、ちょっと現時点では不明です。

 

しかし先週木曜日は、まさに

陰の極み

まで行ったと思われます。

といいますのも、ここ最近注目していた

騰落レシオ、信用の評価損益率

が大変なことになっていたからです。

 

実際のところ1月21日時点で

騰落レシオ 53.82

でした。

とうとうリーマンショックの時を超えるところまで下げたのでした。

そして松井証券の信用残りは

           信用残(億円)   評価損益率(%)
           ----------------------------
 売り残     146.39               -0.23%      
 買い残   2,595.81              -21.14%

でした。

これは

まれにみる買いのやられ、かつ売りの勝ち

なんですよね。

前回の記事でも書いていた通り、売り方がプラスになることはめったにないし、あったとしてもごく短期間しかありませんから。
そういう意味で、木曜日は待ちに待ったターニングポイントになったかなと思われました。

(というか、本当は水曜日にアメリカが長い下髭を付けた時点で反転したと思ったのですが(^^;;; )

実際木曜日の夜間の先物取引は、動きを見ていましたがとても荒れていましたからねぇ。
一時15,800円台まで下落していましたし、上下の動きも変化が激しいうえに出来高もずいぶん増えていましたので。

自分もここまでの予想外の下落で結構傷んでいましたが、ここで思い切って前言通りにコールを仕込ませていただきました(^^)/

あとは日経もここから戻りがどこまで続くかですね。
ちょっと急激に戻しすぎている感もありますので、一旦の戻りは火曜日か下手をすると月曜日までかもしれません。
ただ数日で16,000円を割っていくとはちょっと考えにくく、しばらくは16,700~18,000円付近をうろちょろするのではないでしょうか?

しかし、そのあとで大きく下落てきた時は、かなり危ないことになるかもしれません。

というわけで、もうちょっと戻したところは、いつものように売り目線で考えていきたいと思ってます。
引き続き注意しながら相場に臨んでいきましょう。

本日もありがとうございました。