フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンの不正問題が発覚したのが9月18日のこと。
一時は大体的に取り上げられ、株価も大きく下落となりました。
しかしここ最近は少し落ち着いたんでしょうかね。

実際の株価の推移はというと

VW1-1

まだ回復したとは言えませんが、さらなる下落には至っていないといったところでしょうか。

赤字に転落してしまいました

先日発表されたフォルクスワーゲンの決算発表では

2015年7-9月期決算の純損益は17億3100万ユーロ(約2300億円)の赤字

とのことでした。

まぁこれまで大きく稼いでいたので、この程度では大丈夫なんでしょうが。
とはいえ、現在の会計制度に変更となった2001年以来初めての赤字とのことです。

ディーゼルエンジンでリコール対象になる車の台数は

世界で最大1,100万台

と言われており、その費用として67億ユーロ(約8,900億円)を計上しているとのことです。

ただしこれで解決するかはまだ未定で、さらに上積みされる可能性は十分にありそうです。
しかもまだアメリカをはじめとした各国から

制裁金

を課される可能性もあるわけで。

現在の読みだけで済むかは微妙なところです。

リコール費用だけではなく

リコールにかかる費用も当然ですが、今後ボディーブローのように影響してくるのではないかと考えられるのが

ブランドイメージの毀損

なのではないかと考えています。

VW1-2

やはり自動車メーカーにとってもブランドイメージは重要なわけです。
今回の不正問題の影響で、ほかにも不正しているんじゃないかと疑われてしまったりしますからね。

当然今後の売り上げにも大きく影響してくることが予想されます。
その影響を跳ね返せるだけの力が発揮できるかがこれからのポイントになるんじゃないでしょうか。

ドイツの自動車産業はGDPの1割を占めるといわれていますが、そのうちのフォルクスワーゲンの比率もかなり大きいはずです。
そういう意味ではドイツ自体大丈夫なのかということもあります。

そしてそれだけでなく、その大株主である

ドイツ銀行

が大丈夫かというのも非常に気になるところです。

このまま静かに収まっていくのか、さらに問題が出てくるのか。
まだまだ油断はできないのではないかと思われますが、いかがなもんでしょうか。

本日もありがとうございました。