日銀が金融緩和第2弾を発表してからというもの、円安が急激に進行しています。
11月19日にも円安が止まらないってことを書いていましたが、その際にはまだ117円台でしたからね。
とうとう昨日には1ドル120円を突破してしまったのでした。

この2か月ぐらいの間に15円ほど円安

になったことになります。

とんでもない動きをしていますよね。

輸出しているメーカーにとってはメリットが大きいのかもしれませんが、一般庶民にとっては輸入品の値段が上がるだけで、恩恵を感じられる人は少ないのではないでしょうか?

実際に牛丼を300円台で提供するのは困難になってきたという話も出てきているようですし。

円急落…外食産業、値上げ避けられず「もはや牛丼300円台は困難」  (2014.12.6 Sankei Biz)

ドル円のチャートは

昨日時点でのドル円のチャートはというと

chart2-1

 

こんな感じで、昨日だけで1円以上急激に上昇しています。

アメリカの雇用統計の結果が良くてドルが買われたということのようですけどね。
アメリカは本当に景気がいいんでしょうかねぇ?
すごく良くなっているって感じはしないんですが、正直よく分かりません。

円安で個人的に困ること

円安は先ほども書いたように、輸出企業にとってはいいのかもしれませんが、自分にとっては正直何もメリットが感じられませんね。
輸入品の値段はどんどん上昇していくし、海外旅行に行っても割高になるだけだし。

以前Amazonから自分で輸入すると安くものが手に入ることがあるってことを書いてましたが、これだけ円安になってしまうと、恩恵はあまりないかもです。
むしろ高くついてしまうかもしれません。

その他、個人的に気になるのは

アップルのApp Storeの値段も値上げされるんじゃないか?

ってことです。

円安の影響でアプリの値上げは時間の問題? (2014.12.5 ITmedia)

そういう意味では、いまのうちに欲しいアプリは買っておく方がよいかもしれませんね。

さらに円安が進むと

ここまでは狙い通り円安に向けれたってことなのかもしれませんが、1ドル120円前後でおさまってくれればよいものの、まだまだ円安は進んでしまいそうな気がします。
そうなってくると、現在大企業は比較的海外生産を増やしていることもあるので、円安のメリットもあまりなくなってくるのではないでしょうか。
むしろ

原材料費が上がってしまうデメリット

の方が大きくなるかもです。

ドル円相場を完全にコントロールできるというのならばよいかもしれませんが、今後コントロールできないぐらいの円安に向かってしまう可能性も十分にありえるわけで。
そうなると本当に恐ろしい話になりそうですが…。

以前書いていたように

円安、株安、債券安のトリプル安

って日が本当にやってくるかもしれません。

 

そういえば円安に絡めてですが、また麻生さんが演説でひどいことを言っていたようですね。

株価が上がって円安になって、企業は大量の利益を出している
出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ

とか(^^;

そりゃ輸出に頼っている大企業はそうかもしれませんが、中小企業なんかはそんなこと絶対にありませんからねぇ。
そういう人達がこんなこと聞いたらきっと怒るに違いありません。
苦しんでいる人たちのことなんかまったく頭にないんでしょうね。

麻生財務相「利益出してない企業は運が悪いか能力ない」 (2014.12.5 朝日新聞DIGITAL)

円安でうまく回っているうちはいいですが、悪性の円安になりつつある現状で財務大臣がそんなこと言っていていいんでしょうかね。
そう言っているからには、今後円安がひどく進んだとしても、ちゃんと対応できるという手腕を発揮してもらいたいところです。

本日もありがとうございました。