以前から問題視していたエボラ出血熱ですが、最近ではだいぶ日本のマスコミでも取り上げられるようになってきましたね。
とは言え、まだそれほど大々的に扱われていないのが現状です。

そのためか世間一般にはあまりこのヤバさが伝わってきていないように思います。

あえて大きく報道しないように言われているんでしょうかね?

エボラ出血熱による死亡者数は依然増加中です

以前の記事にて8月15日時点で死亡者数が1145人とお伝えしましたが、その後も勢いは弱まっていないようです。

8月22日時点でWHOが発表したものによりますと

感染者と感染疑いの患者数 2615人

死亡者数 1427人 

とのことです。

1週間で300人近く感染による死者が増加したことになります。

感染の勢いは収まるどころか、さらに拍車がかかってきているような状況です。

もうこの状態では、完全にパンデミックと言ってもよいかと思われます。

コンゴでは別の種類のエボラウイルスが発生?

コンゴと言いますと、今回発生した西アフリカからは少し離れた場所なんですよね。

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このアフリカの地図でいくと、黄色く塗ったところが西アフリカでエボラ出血熱が発生している

ギニア、リベリア、シオラリオネ

の3国となります。

対して青く塗ったところが

コンゴ民主共和国

になります。

ここでもエボラ出血熱によると思われる感染症で、すでに13人の方が亡くなったとのことです。
場所も離れていますし、別のウイルスではないかと言われているようです。

しかしなんでこんなタイミングで、別の地域で同時に発生したのかはまったくもって謎です。
こちらのウイルスには、有効とされていた薬剤が効くかどうかもまだ分かりません。

西アフリカとは別ウイルスか コンゴで感染確認、死者2人 新たな流行の可能性 (2014.8.26 msn産経ニュース)

期待されていたZmappも有効とは限らないようです

アメリカ人の感染患者に投与して有効だったとされた

アメリカ発の未承認薬 Zmapp(ジーマップ)

ですが、どうも効かない場合もあるようです。

実際アフリカで感染した医師3人に対して投与を開始したようですが、一時良好な反応を示したものの、そのうちの1人は亡くなったそうです。

エボラ熱の未承認薬「Zmapp」投与のリベリア人医師が死亡 (2014.8.26 ハフィントンポスト)

ですから、大丈夫と言える状態になるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

日本では

昨日は日本でも菅官房長官が日本の未承認薬を提供する用意があるなんてことを言っていました。
このブログでも先日日本発のエボラ治療薬があるかもしれないということで触れていた

富士フィルム傘下の富山化学工業が作った アビガン (ファビピラビル)

のことのようですね。

ただこちらも前回書いたとおり、あくまで

マウスで有効だった

というだけで、ヒトで同等の効果が示されるかは分かりませんからね。

そんな発表のせいか、昨日は富士フィルムの株価は上がっていたようですね(^^;

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今日はさすがに少々下落したようですが。
それでもこちらのブログを見て、先回りして株を買っていた方がいらっしゃたのならおめでとうございます。

自分はさすがに買っていないですけどね(^^)

あとはちゃんとその薬の効果が証明されればいいんですけどねー。
少なくともZMapp以上の効果が得られればよいですが。

 

というわけで、まだまだこのエボラ出血熱に関しては予断を許さない状況が続いていると思います。
幸い今のところは先進国への拡大はないようですが、いつそんなことが起きてもおかしくないです。
空路がこれだけ発達している世の中ですからね。
特にエボラウイルス自体潜伏期が長いので、無症状のうちに帰国して感染を拡大させるという可能性は十分にあるかと思います。

いつかそんなことが起きるかもしれませんが、絶対にパニックにならないようにしたいものです。
また今後日本でも情報統制される危険性がありますから、皆さんもその前に正しい知識をつけておいて、いざという時にも対処できるようにしましょうね。

本日もありがとうございました。